チェン・ジャン・ホン展

ギャルリーためなが大阪にて11月6日(金)から11月29日(日)まで 待望のチェン・ジャン・ホンの新作展を開催いたします。併せて出版します画集には「蓮」、「竹」のモチーフに加え、近年チェンが感銘を受けた「中国の山水画」、「日本の河井寛次郎の陶芸」を題材に制作しました作品を含む、新作128点をカラー掲載。本展では画集掲載作品を中心に約30点を展観いたします。

チェン・ジャン・ホンは中国に生まれ、フランス・パリを拠点に展覧会、アートフェアに出品するなど、世界を舞台に活躍中。
東洋と西洋、伝統と革新、静と動の調和を確かな技術力のもと探求し続けています。墨と油彩を巧みに操る独自の技法によって生みだされる《ぼかし・滲み・飛沫》を組み合わせた作風は、東洋でも西洋でもない独特の空間を創りだしています。
作品は、中国の伝統的な「蓮」、「竹」を題材に制作し続けていますが、今展では新たに「山水画」の高い精神性、「河井寛次郎の陶芸」からは生命の色を見事に表現しています。色彩は黒、黄橙を基本に、朱、緑、青、白の鮮やかな色を巧みに用い、奥深い作品へと新たな境地を見出しています。
是非この機会に、チェン・ジャン・ホンの繊細な感性とほとばしるエネルギーをご堪能いただければ幸いです。 
多くの方々にご高覧いただきたく存じますので、告知、報道のご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


チェン・ジャン・ホン(陳江洪1963年 中国・天津生まれ)
1979年天津の美術学校に入学し、さらに最難関として知られる北京中央美術学院に進学しました。北京中央美術学院からフランスのエコールデボザールに国費留学生として派遣され、1987年にパリに移住。1988年よりエコールデボザールで勉強を深めました。以来パリにアトリエを構え制作を続けています。1989年には、ポンピドゥーセンター(パリ)にて展覧会を開催し、フランスでの評価を高め、2006年からはギャルリーためながにて定期的に個展を開催。渡仏以来20年ぶりとなる2007年、母国上海の個展では『17世紀に活躍した中国の巨匠、八大山人(1626-1705中国、清代初期の画家)を彷彿させる確かな技術力を持つ西洋絵画の誕生』と絶賛を浴びます。現在は活躍の場を世界へと拡げ、2009年にはニューヨークのフォーブス美術館にて個展を開催。2011年ギャルリーためながフランス(パリ)の個展では、フランスはもとより欧米やアジアのコレクターをも魅了し、大成功を収めています。作品はシャングリ・ラ ホテル(パリ、天津)、IFC上海-国際金融センター(上海)をはじめ、多くのパブリックスペースを飾り、世界から注目されています。

11月 06日 - 11月 29日

1-4-1 Shiromi, Chuo-ku Hotel New Otani OSAKA - Arcade 1F

540-0001 Osaka

Japan

10:00 - 19:00 会期中無休